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羊オンデマンド

唐突ですが、長らく絶版状態だった僕の旧作『黒い羊は迷わない』(全2巻)が、
オンデマンド出版という形で復刊(?)されることになりました。
10月4日から受注が始まっています。

お申し込みはこちらから。

オンデマンドなのでご存知の通り、注文すれば一冊からでもすぐに印刷・製本して届けてくれます。
その都度手間がかかることもあって、普通の単行本よりはお高い価格設定になっています。
また、原稿からの製版ではなく、以前の単行本をスキャンしたものから版を起こしているので、印刷の画質もあまり良いとは言えないなど、残念な点もあるのですが、
僕個人としては今回の復刊を、非常に有り難いことと喜んでおります。
というのも、これでようやく十年来の宿願が叶うことになるからです。

以前ここでも書きましたが、『羊』の単行本には何カ所か誤植がありまして。
それも思い入れの強い場面に限って間抜けな間違いがあるという状態で、
作者としては情けないやら悔しいやら………
これを正した完全版をいつの日か、と常々願っていました。
今回の復刊に当たって、当該箇所の修正を出版社さんにお願いしておきましたので、
これでようやくその願いが実現することになった訳です。
まだ見本が届いてないんで確認は出来てないんですが、
きちんと無事に直ってますように。

流して読んでれば気が付かない程度の小さな間違いなんで、
執念深くこだわってる方が気持ち悪いと言われるかも知れませんが、
たった一行、ただ一言の台詞でも、感嘆符の使い方一つにいたるまで、
それだけ心を砕き、気を使って書いているんだと、ご理解いただければと思います。


今回修正箇所のチェックのため、久しぶりに1〜2巻とも通して読み返してみたんですが、
例によって照れくささのあまり、放り投げて逃げ出したくなってしまいました。
若気の至り………だったんですかねえ。
まあ自分で描いたものだから照れくさいんですが、客観的に見れば結構よく出来た作品だとは思っております。
今見るとびっくりするほど絵がヘタクソで、
全ページ今の技術で描き直したいくらいですが、
一方で、いろんなことを手探りで試しながら描いてた時期の作品なんで、
今だったらやらないようなコマの割り方やトーンの使い方をしてるところがあって、
妙に新鮮に感じる部分もありました。
今の自分は長くやって来た分、慣れでこなしてる部分があるのかなと反省した次第です。

『罪と罰』から僕を知ったという人にも、是非読んでいただきたいと思います。
ヒカルのルーツは一巻のあのキャラだなあと、最近自分で気が付きました。
そういう意味ではテーマ的につながる部分があるのかも。

羊ロゴ

連載開始前に自分でデザインしたタイトルロゴ。
これも若さ故の勘違いか……

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