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さらばYS

もう一ヶ月くらい前の話になるんで、話題の旬は過ぎましたが、
これについては一言触れておきたかったので今更ながら。

漫画好きの皆様にはご存知の通り、
小学館の『週刊ヤングサンデー』が休刊になりました。
楽しみにしていた作品も多かったので、非常に残念です。
連載されていた作品の殆どは、他誌に移るなどして継続するようなので、
続きが読みたければそれらを追っかけていけばいい訳ですが、
10年以上毎週家に届けられていた見本誌が、今はもう来ないというその事実がですね………
慣れ親しんだ生活の一部が失われたような気がして寂しいのです。

YSという雑誌にはいろいろ思い出があります。
学生時代には上條敦士さんの連載を夢中で読んでましたし、
修業時代、プロの先生のアシスタントとして、
初めて手伝ったのはYS連載のお仕事でした。
忘れもしませんが、
六田登先生の『ICHIGO』で主人公一期が初めて人を殺す回。
サブタイトルは「旅立ち」でした。

そしてデビュー後、自分の代表作を世に出させてもらったということはやはり大きいです。
20代最後の年に『黒い羊』を完結させて、
僕はそのまま自分の青春をYSに埋めて来たと思ってるので、
何というか今、
雑木林の木の下に思い出の品を埋めておいたら、
宅地開発で伐採されて更地になってしまった………
とでも言うような、軽く途方に暮れた気持ちがしています。

ここでは言えないようなイタい思い出も多々あり、
それも含めて感無量です。
一時期傍目には迷走していると見えたこともありましたが、
ここ数年は安定して、毎週木曜が楽しみでした。
不況のせいだったり、漫画離れのせいだったりするんでしょうが、
本当に残念です。


さらばYS。
長い間有り難うございました。

ヤンサン1999
読み切りを載せてもらった'99年のYS。
表紙の顔にも時代を感じますね。


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03:02 | 日記 | edit | page top↑

またインタビューを受けました。

宝島社刊『このマンガがすごい!SIDE-B』に、インタビューが載りました。
現在書店等で発売中です。
実際にインタビューを受けたのは、もう2ヶ月くらい前になりますが、
「本当に載るのか?」と疑心暗鬼だったもので、今頃になってのご報告となりました。

「注目のマンガ家インタビュー10連発」というコーナーで、
他の作家さんたちに混じって取り上げて頂いてるんですが、
他の皆さんは正に今が旬といった感じのフレッシュな方々で、
トウの立ったオッサンが一人だけ場違いな感じで挟まってるのが、いかにも肩身が狭いです。
せめて10年くらい前に、こういうところに出られるようになってればなあ……。
昔ある編集さんに
「落合さんは大器晩成型ですよ」
と言われたことがあるのを思い出します。
大器かどうかは知りませんが、
晩成出来るかどうかは『罪と罰』のこれから次第ということで……
引き続き頑張って行こうと思います。

今回も写真入りですが、
『ダ・ヴィンチ』のインタビューのあと反省して髪を切ったので、
別人っぷりに大笑い出来ると思います。
しかもこの写真、もろ寝起きだし……。

ご笑覧頂ければ幸いです。

浦安
隣町にて
07:49 | 仕事情報 | edit | page top↑
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