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ロシア旅行記 モスクワのガガーリン

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
年を跨いでしまいましたが、ロシア旅行記まだまだ続く。
というか、モスクワを抜けられる気配すらないという……。
のんびり続けて行きますので、気長におつき合いいただければと思います。


* * * * * *


今回の旅のメインの目的は、
ドストエフスキー先生のお墓参りと、ゆかりの地を訪ねることだった訳ですが、
もう一つ僕が楽しみにしていたことは、
ソ連時代の遺構、遺産を見て回るということでした。

若い人たちの間ではもうそろそろ、ロシアが昔ソビエト連邦という別の名前の国だったことを、知らない人も増えて来てるだろうと思います。
簡単に言うと、昔ロシアは中国や北朝鮮と同じ、共産主義の国でした。

ソ連紋章

僕らの世代で言うと、ソ連と聞いて思い出すのは、
ミグ25の亡命事件とかアフガニスタン侵攻とかでしょうか。
当時のソ連はアメリカと世界の覇権を競う東西冷戦の一方の雄でした。
なので、80年代まではハリウッド映画の中で、悪の帝国として描かれ、
ロッキーやランボーにやっつけられる悪役だったのです。
向こうには向こうの言い分があるはずなのに、
一方的に悪者扱いするのはおかしい、
と子供心に思っていた僕は、どちらかと言えばソ連に同情的でした。

ソ連の人民像

労働者のユートピアを作るという理念に基づいて建国されたソビエト連邦は、
その成り立ちからして、非常に空想的な国家だったんだと思います。
結局理想通りには行かなくてソ連は崩壊した訳ですが、
彼らの喧伝した人類の進歩のビジョンは、
実現しなかった未来像という意味において、
大らかな時代の空想科学漫画とイメージが重なります。
個人的には手塚先生の初期SF作品の雰囲気を思い出したりするんですが、
(『来るべき世界』ではソ連的な大国が収容所国家として描かれてますが……)
だから何だか懐かしい。
そういう郷愁を誘うソ連的なるものに、僕は以前から興味を持ってました。

ソ連の政治の中心地だったモスクワには、
今もその時代の様々な遺物が、街のあちこちに残されています。
滞在中はそれらを探して市内を歩き回りました。


漫画的な未来観というのが何のことだか分からない、
イメージがつかめないという皆さんにも、
これを見ていただければ、一発でそれが伝わるんじゃないかと思います。
ツイート(9/21)の方でもテンション高めで紹介してますが、改めまして。
宇宙開発競争でアメリカとしのぎを削っていたソ連が、
威信を懸けて宇宙に送り出した人類史上初の宇宙飛行士、
ユーリ・ガガーリン氏。
その偉業を記念して建てられたモニュメントがこちらです。

ガガーリン9

どうですか、このロボっぽさ。
まるで自分がロケットに変形して飛んで行きそうです(マグマ大使!)。

ガガーリン14 ガガーリン18 ガガーリン8
ガガーリン3 ガガーリン12 ガガーリン17
ガガーリン10 ガガーリン11 ガガーリン1
ガガーリン16 ガガーリン5 ガガーリン2

科学と人類の進歩へのまっすぐな信頼が、そのまま表現された像だと思います。
彼の偉業が現在の宇宙関連技術の礎になってることは間違いないんで、
「実現しなかった未来」なんて言ったら失礼かも知れませんけど、
あの時代に想像した21世紀は、もっと宇宙開発も進んでるはずだったんですよね。
そう考えるとやはりノスタルジーを禁じ得ません。

ガガーリン4

長くなってしまったので一旦この辺で。
次回もソ連遺産。
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