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ロシア旅行記 ラスコーリニコフのペテルブルク その4

しばらく中断してましたがしれっと再開。
ロケ地巡り続きます。



7)立ち聞き現場
金貸し老婆の妹リザヴェータが露天商の夫婦と立ち話しているのを、偶然通りかかったロージャが聞いてしまいます。
そこで耳にした「明日の夕刻、老婆が家で一人になる」という情報が、一度は殺しの計画を捨てようとしたロージャを引き戻し、一転して実行へ向かわせることになるという、物語の中でも非常に重要な転機の場所となったのがこの辺り。
センナヤ広場の北側の一角です。
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広場を離れて北へ。
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モイカ川に面したマリインスキー宮殿の横手が次の目的地です。

8)盗品の隠し場所
事件の後、警察に目を付けられたと感じたロージャは、大慌てで盗んだ金品を隠しに出かけます。
ヴォズネセンスキー通りで、壁に囲まれて人目につかない裏庭を見つけて、そこにあった石の下に盗品を埋めて隠します。
『謎とき〜』の地図に従うと、ここがその場所ということになります。
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岩波文庫版の訳注によると、ドスト先生が小説に書いた裏庭が実際にこの通り沿いにあり、盗品を隠した石も、そのものズバリの実物がそこにあったとのこと。作中では庭の様子がかなり具体的に描写されていますが、それも空想で作り上げたものではないということでしょう。
となると、その裏庭が今も現存するなら、作品に書かれた通りの姿をしているはずだと考えられるのですが……
例によっていろいろと様子が違います。
ひょっとしたら隣の建物の裏庭がそれだったんじゃないかという疑念が、今になってムクムクと頭をもたげていますが………

この写真の右端にちらっと写り込んでいる建物。こっちかなあ……?
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隠し場所からヴォズネセンスキー通りを再び南下します。
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ヴォズネセンスキー橋(N橋)を再び通過。
次の目的地が同じ通り沿いに。

9)バカレーエフ旅館
ロージャの母プリヘーリヤと妹ドゥーニャがペテルブルクに上京して、最初に滞在した貸間があったところです。
これに関しては地図上の表記が曖昧で、この辺りのどこかだとは思うんですが、どの建物がそれなのかはちょっと分かりません。
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ラズミーヒンの台詞によると、当時この辺りはあまり柄の良くないエリアだったらしいですが、現在の様子では全然そんなことなさそうですね。


更に同じ通りをまっすぐ行くと……

10)水晶宮
…という名のレストラン。
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水晶とか言うので何となく、ガラス張りのキラキラした建物をイメージしてましたが、これまた思っていたのと違います。まあ当たり前か。
名前の由来はロンドン万博のパビリオンから来ているそうで、「最先端のお洒落スポット」的なニュアンスで付けられたということのようです。
今現在も地上階がレストランとして使われてるみたいですが、当時のままではなさそうですね。

新聞を読むためにここに立ち寄ったロージャは、警察署の書記ザミョートフと出会います。
ロージャを怪しいと見て様子をうかがうザミョートフに、敢えて「自分が犯人かも」と仄めかし、逆にそんなはずはないと思わせることにまんまと成功します。
刑事コロンボ的な心理戦の一幕として有名な場面。
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そして店を出ようとしたロージャは、出口でばったりラズミーヒンと出くわします。
病み上がりの状態で黙っていなくなったロージャを心配していたラズミーヒンは、自分をダメにするようなロージャの生き方を厳しく叱責します。
実は僕は、このラズミーヒンの説教の場面が大好きでして。
『罪と罰』の中で好きな場面を選べと言われたら、まず真っ先に思いつくのがこの場面です。

人情に厚く、困っている人がいれば迷わず手を差し伸べ、それが当たり前で恩に着せない。頭でっかちのロージャと違って地に足の着いた知恵を持ち、大らかで率直で情熱的。美人に弱いのもご愛嬌。
ラズミーヒンは本当に理想の友人だと思います。僕もあんな風に叱られたい。
ポルフィーリーやスヴィドリガイロフなど、エキセントリックな人物ばかりの作中で、一般人代表のラズミーヒンは脚光を浴びるような役回りではないですが、彼がいなければロージャはあんな風に立ち直ることは出来なかったんじゃないかな。
僕はラズミーヒン大好きです。


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大分日も翳って来たところで、フォンタンカ川のほとりを歩いてセンナヤ広場に戻ります。
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11)夜のセンナヤ広場
日が暮れてからもう一度センナヤ広場に戻ってきました。
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賑わってますね。レストランやショップが集まっていて、人や車の流れも絶えません。
日本企業の看板や日本食レストランもあります。
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広場の南側にロージャとスヴィドリガイロフが淫蕩談義をした料亭があったということなんですが、それはどこだか分かりませんでした。
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広場周辺は賑わってるのに、ちょっと離れると人気がなくて、怖いと感じるところもありました。
裏通りの一人歩きは夜間は避けた方がいいですね。
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そして
12)夜のロージャ宅
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ロケ地巡り、もう少し続く。
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