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命の洗濯

この前の日曜日、
物凄く久しぶりにタカラヅカを見に行って来ました。
午後から人に会う用事があり、その場所が有楽町だったので、
近くへ行くならついでにと思って、朝から出かけて昼の部の当日券に並びました。

東宝1

日比谷の東京宝塚劇場。
星組公演、『エル・アルコンー鷹ー』と『レビュー・オルキス』の二本立てです。


以前からことあるごとに宝塚好きをアピールして来ましたが、
実を言うとここ7〜8年は、生の舞台は全然見ていませんでした。
応援していた生徒さん(劇団員)たちが次々に卒業してしまい、
同じ頃、スターシステムの改革など歌劇団の運営自体にも変化があり、
個人的に何か一段落ついたなと感じた時期がありまして。
チケットとるのもなかなか大変だったりするもので、
自然と劇場から足が遠のくようになってしまいました。
リニューアル後の東京宝塚劇場に行ったのも、実は今回が初めてです。

ここ数年は専ら、過去の舞台の実況ビデオやCDを家で楽しむだけになっていたんですが、
去年たまたま手に入れたある公演の実況ビデオに、久々に猛烈にはまってしまい、
また劇場に行ってみようかなという気持ちが、このところ高まりつつあったのです。


長いブランクの間に知ってる生徒さんたちはどんどんいなくなり、
今回の星組公演も、知ってる顔はトップコンビと一人二人の上級生だけでした。
昔のようには楽しめないかも、とちょっと不安もあったのですが、
寒い中当日券の列に並んだ瞬間から、かつて足しげく劇場に通っていた頃の感覚が蘇り、
早くもワクワクとした気持ちに。
座席券は買えませんでしたが、立ち見券で入場。
最後列から舞台は遠いですが、劇場の広さを体感出来てなかなか気分は悪くない。
開演を待ってざわざわする客席の雰囲気も楽しいものです。
そしてオーケストラの生演奏とともに舞台が始まった瞬間から、
もうにやけ笑いが止まらなくなってしまいました。

キモチ悪いですか?
ほっとけ。

誰にとっても心の潤いというものは必要だと思いますが、
僕にとってのそれが正にこの場所にあるということを、
この度再認識いたしました。

俺の生活に足りなかったものはこれだ、と。


宝塚ではショーの最後にパレードがあり、
出演者全員が舞台に並んで、
お客に向かってお辞儀をし、出演者同士で会釈をします。
僕はその様子を見るのがとても好きです。
品よく優しく美しい、
その姿が『礼節』によって支えられているという事が何より重要です。
放っておけばろくでもない事しか考えられない殺伐漫画家の自分ですが、
だからこそ、
こういう古風な美徳が未だに日本に生きているという事に、ほっとせずにはいられないのです。


お芝居とショーの二本立て、どちらの演目も素晴らしく、
見終わってすっかり満足して劇場を後にしました。
今はネットで当日券の販売状況も簡単に調べられるし、
これからまたちょくちょく劇場に通おうと思いました。

一昔前に比べて男性客も随分増えていたようです。
男子諸君にもお勧め。

国際フォーラム
東京国際フォーラム。
関係ないけど……
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