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こぼれ話(前編)

漫画アクション本日発売です。
『罪と罰』過去編、完結回掲載。
一年半前の連載開始時点でここまでの展開は大体想定していて、
今回でそれを一通り消化したというところです。
多少描き残した、と思う部分もあります。
その部分も今後の展開で、出来るだけ拾っていければと思います。

原作でのスビドリガイロフに当たる首藤魁と、
ドゥーニャに当たる裁喜乃。
二人の因縁の始まりを描いた過去編は、
原作で言えば冒頭の、長い長い母からの手紙に相当します。
これでようやく第一部の内容を消化した………
と思ったら、まだマルメラードフの身の上話が残ってる。
まだまだ先は長いですな………。


さて、過去編完結記念に、自分でもすっかり忘れていた懐かしいこぼれ話を一席。
最近になって思い出したんですが、
僕の旧作、『黒い羊は迷わない』について。

実は企画段階での仮タイトルが、
『罪と×(バツ)』
だったんですよ。

当時はまだ『罪と罰』の原作は読んでませんでしたが、
聞きかじりの知識や手塚先生の漫画版などから、
宗教的な価値観に基づいて人間の業を描いた作品だ、というイメージを持っていました。
宗教を題材として扱い、また業の深い人間の姿を描きたいと思っていた『(のちの)羊』には、
正に雰囲気がピッタリだと思っていた訳です。
もちろんそのまんまではアレなので、「罰」を「×」に変えて。
気の利いたしゃれたタイトルだと気に入っていた若き日の自分………。
企画のラフを見せたときの担当さんのしらけたリアクションが、
今もありありとまぶたに浮かんで来ます。

十数年後に本当に『罪と罰』に取り組むことになろうとは、
当時は夢にも思っていませんでした。


この話、まだ続きがあります。
長くなるので次回に続く。

青砥高架橋
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