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お知らせいろいろ。

10巻表紙

『罪と罰 A Falsified Romance』最終第10巻、ただ今発売中です。
発売日からもう2週間くらい経っていますが、本屋さんの店頭での動きや、アマゾンのランキングなどを見る限り、今のところ売れ行きは好調みたいです。
お買い上げいただいた皆様、有り難うございます。
全10巻、93話の長丁場を経て辿り着いたこの結末に、ご満足、ご納得、していただけましたでしょうか?
今回の10巻には、7巻に続いて読者アンケート葉書を添えさせていただきました。感想など書いて送っていただけると嬉しいです。

そして、単行本の帯には『映像化決定!!』の告知が打たれています。
デビュー20周年のメモリアルイヤーに、とうとう自分の作品が映像化されますよ。感慨も一入です。
もっとも、オファー自体は前から来ていて、昨年中には正式に決まっていたことなんですけれども。やはり作品を認められてのことですから、これは素直に嬉しいです。いい作品にして欲しいです。
「映像化」という言い方が曖昧ではっきりしないので、
実写なのかアニメなのか?映画なのかTVなのか?
ネット上でも憶測や勘違いが飛び交ってるようです。
勿論どういう形で映像化されるかは既に確定してますし、わざわざ勿体つけるようなことでもないと思うんですが、スタッフやキャストがまだ固まっていないので、宣伝しようにもあまり大々的に打ち出せない、というのが現在の状況です。

続報は漫画アクション誌上で順次公表されるとのことです。
楽しみにお待ち下さい。


サイン会

先週土曜日、先のエントリでご案内した通り、渋谷のTSTAYAさんにてサイン会を開催しました。
『罪罰』完結記念、ついに国内初のサイン会です。
当日は雨の降る中、約40人ほどの読者の方が来場して下さいました。
TSUTAYAさん的には、沢山用意した整理券が山ほど余ったので、当てが外れてガッカリだったのではないかと思います。力不足で申し訳ありません。面目なくて店員さんの顔が見られませんでした。
自分的には、一人一人ご希望を聞きながら絵入りのサインを描いていく作業は結構大変で、この人数でもキャパシティギリギリな感じではありました。
2時間半、ノンストップで描き続けるなど、普段の仕事中でもあまりないので、最後の方は大分ヘロヘロになってました。絵が雑になってたら申し訳ありません。

集まって下さったお客さんは、下は高校生から、上は会社員や主婦の方まで、年齢性別も様々でした。
デビューの頃から僕の漫画を読んでくれているという人もいましたし、『罪罰』以外の旧作のキャラを描いて欲しいとご希望の方もいました。高校生の人が生まれた時には、僕はもうプロで漫画を描いてたんですよね。いつの間にか自分もベテランになってたんだと気づかされます。
皆さんからいろいろな感想を聞かせてもらえて嬉しかったです。
僕の方はサイン描くのに精一杯で、あんまりお話しする余裕もなかったんですが、皆さんには喜んでもらえたのでしょうか?

サイン会が終わったあと、更に店頭販売用に20冊の本にサインを入れました。多分まだ何冊か、売り場に残ってるんじゃないかと思います。渋谷にお立ち寄りの際にはぜひTSUTAYAさんに寄ってみて下さい。
おかげ様でいい経験をさせていただきました。
ご来場下さった読者の皆様、書店スタッフの皆様、サポートしてくれた双葉社担当の皆様、本当に有り難うございました。

当日の様子はTSUTAYAさんのブログでも紹介されています。そちらもご覧下さい。→




前々回のエントリで、フランスで受けたインタビューの映像をご紹介しましたが、同じ時に撮った別の映像が公開されましたので、それもお知らせしておきます。
フランス語版のプロモーション用に出版社のサイトなどで公開されている……のかな?
リンク先はYouTubeです。→
このインタビューでは自分のことや『罪罰』の内容について話をしています。10巻のあとがきで触れている「先日あるインタビューで〜」というのはこれのことですね。
ご興味あればご覧下さい。

あと、同行した双葉社の担当編集・加納さんのインタビューもあります。
「星守る犬」を大ヒットさせた敏腕編集者の有り難いお話はこちらから。→

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03:56 | 仕事情報 | edit | page top↑

10巻発売とサイン会のお知らせ

この度の東日本大震災で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

多くの漫画家の人たちが、それぞれの形で被災地支援の活動をなさっていますが、僕も募金などの形で微力ながら協力していきたいと思います。
この震災と原発被害で、世の中も大きく変わっていくでしょう。
物書きの端くれとして、そこへ向けてどんなものを出していけるのか、
よく考えて、道を探っていかなければと思っています。



さて、仕事情報です。

『罪と罰 A Falsified Romance』最終第10巻が、明日4月28日に発売になります。
まだうちにも見本が届いてないので、どんな仕上がりになってるか、僕もソワソワしながら待ってるところです。
最終巻ということで、通常より2話多い全11話収録。
雑誌掲載時に演出的に描き足りなかった部分など、新規で描き足したページが10ページほどあり、更にあとがきもつきます。
かなり分厚い本になりますが、お値段据え置きの630円。お買い得です。
最終話など、一部台詞を変更したところもあり、雑誌掲載時とは少しニュアンスが変わってるかもしれません。
すでに雑誌で読んだという方も、読み比べてみると面白いかもと思います。
宜しければ是非、手に取っていただければと。


そして、10巻発売、シリーズ完結を記念して、
サイン会をやらせていただくことになりました。
今度は国内ですのでご安心下さい。

5月7日(土)13時から、
SHIBUYA TSUTAYA 7Fコミック売場にて。

4月28日の発売日以降、渋谷のTSUTAYAさんで『罪罰』10巻を買うとサイン会の整理券が貰えます。
サイン会にご参加希望の方は、是非TSUTAYAさんでお買い求め下さい。

サイン会について詳しい情報はこちらで→TSUTAYA BLOG

緊張しますが、皆様のお越しをお待ちしております。


取り急ぎお知らせのみ。
ではまた。
16:32 | 仕事情報 | edit | page top↑

最終回

毎度ご無沙汰です。
ついこの間年が明けたと思ったのに、あっという間にもう3月ですね。
大変遅ればせながら、今年も宜しくお願いいたします。


本日3月1日は『漫画アクション』の発売日です。
『罪と罰』最終話が掲載されています。


単行本最終巻の作業がまだこれからなので、
罪罰関連の仕事が全部終わった訳ではないんですが、
最終話の原稿を描き終えて、それが載った雑誌が手元に届いて、
やはり一通りやり終えた、という気はしています。
振り返ってあれこれという感想は、多分単行本のあとがきに書くと思うので、
取り敢えず今ここではあまり多くを語りません。
今の気持ちを一言で言えば、

「あっという間だったなあ……」

というところでしょうか。

4年とちょっとで全93話。
自分のキャリアの中では最長の連載になりました。
その間、嬉しいこともあれば残念なこともありましたが、
終わってみれば全て、あっという間の出来事でした。
体感で言うと『鉄人』の方が長かったような気さえします。
そう感じるのは充実してたからなのか、忙殺されてたからなのか、
単に歳とったからなんですかね?

今後のことはまだ何も決まってないので、しばらくはのんびりしよう。
連載終わったらやろうと思ってたことがいくつかあります。
その前に最後の単行本第10巻をきちんと仕上げねば。
最終回描き終わって以来、気が抜けてボーッとしてたけど、そろそろ気合いを入れ直します。

10巻発売は4月28日の予定です。
引き続き宜しくお願いします。




ついでにお知らせです。
去年フランスに行ったときのインタビュー記事や映像が、
いくつかネットで見られるようになってます。

こちらがインタビュー記事です。→
当然フランス語なんで、何が書いてあるのか本人にも分かりません。
多分死刑制度についてどう思うかと聞かれたときのインタビューだと思うけど……
フランス語出来る人は読んでみて下さい。

こちらはインタビュー映像。→
擬音がどうこうという話をしてますが、
今フランスの出版界では、外国のマンガを翻訳出版するとき、
劇中の擬音をフランス語に書き直すべきか否かということが、
議論の的になってるそうなのです。
書き文字を書き直すと文字の周りの絵も描き直さなくてはならなくなるので、
それなりに手間もコストもかかる。
それなら別に外国語のままでよくね?とする人たちと、
擬音に込められたニュアンスを伝えるために、やはり直した方がいいと言う人たちがいるとのこと。
で、漫画家本人はどう思って擬音を書いてるのか、を訊かれているのがこの映像です。
アングレーム国際BD祭(BDはフランスのマンガのこと)で流されたらしいです。


そんなところです。
ではまた。

2011初日の出2
今更!今年の初日の出
16:23 | 仕事情報 | edit | page top↑

サイン会をやります。

お久しぶりです。
本日、11月16日は漫画アクション発売日です。
『罪と罰』、また巻頭カラーで載せてもらっております。
今回カラーは扉絵1ページだけですが、
話の中身の方はタイミング良く、終盤の山場の一つである、
××が○○するあの場面。
是非雑誌サイズの大きな画面でお楽しみ下さい。

それと、11月27日に単行本9巻が発売になります。
今回は、雑誌掲載時に演出的に描き足りなかった部分を、
新たに8ページほど描き足しました。
それに加えて、増えた部分の前後のページを、
コマ運びの調整のために新しく描き直したりもしています。
更に、完結間近の話数合わせのため、
通常より1話多い全10話収録という大ボリューム。
お値段据え置きの税込み630円。お買い得です。

8巻の巻末の予告で「最終章を迎える」とか書いてあるので、
次の9巻で終わりと思ってる方がいらっしゃるようですが、
実はもうちょっとだけ続きます。
全10巻完結予定。
最後までおつきあいいただければと思います。



さて、単行本発売に合わせて、という訳では全然ないのですが同じ頃に、
この記事のタイトルにあります通り、
サイン会をやらせていただくことになりました。

今まで知り合いの作家さんがサイン会やってるのを、
華やかで羨ましいと思いながら眺めて来ましたが、
ついに自分の番がやって来ましたよ。
いざやるとなったら緊張しますけど。
人が見てるところで絵とか描けないし、下描きなしでも描けません。
全然人が来なかったら寂しいな。
いろいろ不安はありますが、機会を与えてもらえることを幸せと思って、
一所懸命努めたいと思います。

11月27日15時と28日16時の2回やります。
お暇な方は是非どうぞ。
場所は………


フランスのリヨンです。

http://asiexpo.com/japantouch/
音が出ます。
04:38 | 仕事情報 | edit | page top↑

8巻出ました。

『罪と罰』単行本第8巻、
本日5月28日発売です。
本屋さんへGO!


今回の表紙はこちら。

8巻発売

帰って来た無法者、首藤魁Ver.2です。

この本の表紙のイラストは、毎回赤とか青とか緑とかのフィルターがかかったような色合いになってますが、
これは装幀をやって下さっているデザイナーさんが、僕の描いた絵に後から手を加えてこのようにしています。
これについては勘違いしている人もいるようで、同業の友人まで
「落合、ああいうふうに(フィルターがかかって見えるように)
計算して色塗ってるんだろ?
すげえよな」
とか言い出す始末なんですが………

出来るか、そんな器用なこと。

ちなみに元の絵はこんな感じです。

8巻元絵



今回は双葉社の営業の皆様ががんばって下さって、
今までより多くの書店様に本を置いてもらえることになりました。
関係各位の皆様、ご尽力大変有り難うございます。
読者の皆様にも大分探しやすくなることと思います。

あと今回販促用に、メッセージカードというものを描かせていただきました。
協賛の本屋さんでそれぞれのお店ごとに、POPとして使ったりチラシとして配ったりするみたいです。
どこかで見かけられた方は、目撃情報お寄せ下さい。


それでは宜しくお願いします。
05:11 | 仕事情報 | edit | page top↑